・社長の息子がこれから役員として入社する事が決まった。
・社長の息子と合わないから転職したい・・・
中小企業への転職をして、悩むこともあると思います。色んな悩みもある中で、社長の息子さんとの関係性。この部分で悩んでいる方に役に立つ情報をお伝えします。
私は、転職を3回経験して人材業界では15年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業して活動しております。※自己紹介ページ参照
◆YouTubeチャンネルを運営:悔いの無い転職&キャリアチャンネル

今回のブログでは、「中小企業で悩む、息子が次期社長という事」「転職を考える理由は社長の息子の存在が多い」「社長の息子について少し理解してみる事」等を公開しています。
是非、最後までご覧頂き、ご自身のこれからの事が少し明るく感じて頂けたり、悩みも軽減して頂ければ幸いです。
中小企業で悩む、息子が次期社長という事
転職して将来を考えた時に社長の息子の存在をマイナスに捉える事もあるかもしれません。例えば経営者の側近として頑張っている方は急に社長の息子が会社に入ってきて上の役職になる。
このような事は普通にある事です。
何の為に頑張ってきたのか?
色々ともどかしい。
このように将来を考えても考えても分からない中、漠然とした不安で悩まれる方は存在すると感じております。
これは、あなただけではなく多くの方が感じている事で転職理由としてあげられる事もある内容です。中小企業は社長や息子さんとの距離が近いからこそ悩みも大きくなると考えます。
転職を考える理由は社長の息子の存在が多い
そして、実際に「会社を辞めようか・・・」「転職しようかな・・・」こういった転職を考える理由に社長の息子さんの存在がある事は多いです。
社長の息子さんが次期社長になる。既に会社に入っているんだけれども仕事が出来ない。普段何をしているか分からない。偉そうに仕事の指示や管理をされてやってられない。頼りない。自分は認めたくない。etc
色んなマイナスの理由が出てきます。
そう見えているというのはありますが、中には社長の息子さんが頑張っていて会社が良くなったという事も多くあると思います。
会社によってはバラバラだと思います。将来有望な息子さんもいれば頑張らないといけない息子さんもいる。
色んな状況になるからこそ、悩むという事かもしれません。
当社が転職支援やキャリア支援という行動を考えている方々の支援がメインですので、ネガティブな要素で転職を考えるというケースで色々とご理由はありますね。
参考動画:社長の息子と合わないから転職や退職。中小企業での活躍のコツ!
社長の息子について少し理解してみる事
ここで1つ視点を変えてみましょう。
社長の息子さんの気持ちを考えた事ってありますか?
この質問をさせて頂いて考えたことがあるという方はほとんどいません。
それだけ、対立関係や良い関係性ではない状況が多いという事と相手の事まで考える余裕もないのかもしれないですね。
私は実は気持ちを考える事は出来ます。
なぜか?私の実家が商売をしていたからです。
結論、継ぐ事は無かったです。大学の就職活動時に継がなくても良い事になったので普通に就職活動をして就職をしたという状態です。
そのような生い立ちがあるので社長の息子という独特の生き方に想いを馳せる事は出来ると考えます。
少しイメージが出来ない方に簡単にお伝えしますね。
・子供の頃から社長の息子と言われる。
・将来は良いね。家を継ぐから仕事の心配は無いねと言われる。
・継ぐか?継がないか?よく分からないまま幼少期を過ごす。
・自分の意思で生きて良いのか?レールの上に乗るのか不安がある。
・見えないプレッシャーを感じる事がある。
・中小企業なら両親が仕事ばかりで親子の関係が独特。
・先代の社長や父親との比較をされるのではと考える。
などなど・・・色々と独特の心理状態があるとイメージ出来たでしょうか?
全てが同じではありませんが・・・社長の息子という事で特殊な感情を抱えて生きてきたという事を少しでも知っておくと、敵対するというより色々あって大変だったと感じると思います。
ラクな人生を生きているように見えて見えない苦労があるという気持ちを持つ事。そうすると接し方が少しでも変わるのではないでしょうか?
外から見えている事と本人の気持ちの中は全然違う事もあると思います。
中小企業で幹部にになるという事は社長の息子を支える事
上記の事を踏まえて中小企業でのやりがいのある仕事を追求すると経営層です。社長の息子を支えるという立ち位置です。
この立ち位置は中小企業では最高峰のポジションかもしれません。役員のイメージですね。親族が上にいるというケースがあるので経営層に入れる事は素晴らしい事です。
その為にはどうするのか?
息子さんを支える仕事をする事です。社長の息子さんとの信頼関係を構築する事。
その事に尽きます。
中長期的に色々な事を乗り越えて関係性は構築できるので短期ではなく長期的な視点を持って関わる事がポイントです。
こちらから好意的な想いと姿勢を持つ事で相手にも伝わります。敵対心を持っているとそれも伝わる為、常に気持ちをフラットに穏やかに過ごす事も必要ですね。
息子の軍師として立ち回るやりがいについて
将来は経営者の軍師。中小企業ではその立ち位置がやりがいを感じるポジションだと思います。
経営の中心には社長がいる。その脇を固める立ち位置で経営者と共に会社の成長発展に尽力する。このようなポジションを考えた時に今の会社でやっていけそうかどうか。想像しても良いと思います。
今の仕事から上のステージを目指して動きたいのか?やりがいとご自身のキャリアイメージを想像して決めていく事が大切ですね。
キャリアコンサルタント坂本よりアドバイス
いかがでしたでしょうか?
転職先の社長の息子が無能で働かない。将来が不安で転職するべきか?
社長の息子は全員が無能ではありません。悩み葛藤を繰り返しているのかも。
勿論、どうしようもないケースもあるかもしれませんが、普通に頑張ろうとしている方も多いと感じております。
ただ、力不足やプレッシャーで潰れる方も多いからこそ、周りで支える人が重要なポジションだと考えます。
誰かを批判する事は簡単です。
社長の息子はボンクラ
このようなキーワードが普通に出てくるくらい思っている方がおられるという事実です。
その中で、相手の良い事を見付けて伸ばしていく。
社長の息子の軍師として仕事に向き合ってみる事で、あなた自身の経験値や実績、何かあったとしても他の会社でも通用するスキルが身に付いている事も・・・
相手の為に動く事が将来の自分の為になっている。そういった事だと思います。1つの参考にして頂ければ幸いです。
特に感情的になって離職をしないように計画的にキャリアを構築していただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。