中小企業への転職は後継者問題や後継者争い等のイレギュラーも勃発する

中小・ベンチャー企業
中小企業に転職した後に色々気付く事がある
今の社長が高齢でこの先の不安がある
将来的に会社が続くかどうか心配になった・・・

中小企業への転職をした後に重要に感じるポイントは色々ありますが、大きな部分として「後継者」問題があると感じています。

社長の年齢も高くなり・・・そう言えば将来の社長って・・・考えた時に見えない不安は無いでしょうか?

私は、転職を3回経験、人材業界では14年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業し活動しております。※自己紹介ページ参照

◆YouTubeチャンネルを運営:悔いの無い転職&キャリアチャンネル

特に今回のブログでは「中小企業の後継者問題」「後継者の意味」「後継者争いはあるのか?」について語らせて頂きます。

こちらのブログをお読み頂く事で少しでも考えるキッカケになり、不安の軽減が出来れば幸いです。

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中小企業の後継者問題

歴史ある中小企業では後継者問題に悩んでいる企業は多いです。今の社長が永遠に会社運営に関わっていければいいのですが・・・

社長の年齢が60代、70代・・・こうなってくると次の社長が誰になるのか?

気になる事も多くなると思います。

次期社長がどうなるのか?

そのストーリーが無い場合は会社の存続が苦しくなってきます。

「後継者がいない時」今の代で経営が終了する可能性が高くなります。事業を終わらせる。繋げる方法が見つからない場合は会社の存続をしないという可能性もありますね。

「後継者が全く仕事が出来ない時」現場を知って仕事を慣れて管理職になるというパターンは良いかもしれませんが、いきなり素人の後継者が役員からスタートする場合、部長からスタートする場合なども普通にあります。

こうなってくると納得できない社員も多くなり職場環境が悪化する事にも繋がります。

「後継者が仕事が出来る優秀な方の時」会社の変革を考えたり現在の社長と連携をしつつ仕事を覚えていく形にもなるので良い流れを作っていける可能性があると感じています。

全体的に優秀な方が多いのかどうか?は分からない状態です。それぞれの後継者のレベルは違うので、あなたの目で後継者と共に働きながら確認する事が大切。

後継者の意味

後継者とは?シンプルにこのような意味です。

後継者(こうけいしゃ)とは。事業や地位、財産などを受け継ぐ人。

その中で、一般的に連想されるのは社長の息子さん。このイメージが多いのではないかと思います。その後に娘さんというイメージですね。

社長の息子さんがいらっしゃったとして昔よりも個人のキャリアを大切にする時代でもあるからこそ継がない。

自分の人生を生きるという選択をされる事もあります。

そうなると外部から中小企業の経営者をやりたいという想いの方を候補者として採用する事も出てきます。

経験を持っている方は経営者候補という形で紹介をされて自分が経営者になる事を夢見て勤務する事になりますね。

後継者争いはあるのか?

後継者争いが起こる事もあります。

中小企業の全部ではなく各社で違いますが、同族経営の色が強い事もあります。

社長、役員、部長クラスが全て社長の知り合いである。そういった形です。

親族で固めて親族で経営をしているという状態ですが、徐々に気が付けば社長の親族が増えていった・・・そういった事もありますね。

社長が勝手に採用をして・・・全然、仕事が出来ない人が入ってきたなども、よく聞く話です。

後継者が誰になるのか?色んな思惑が働く事があります。

例えば派閥争い。その辺りの人間模様は実際に働いている方しか分からないと思います。表には出ないですが、ドロドロとした環境になる事も・・・

キャリアコンサルタント坂本よりアドバイス

歴史のある中小企業が転職先として選択肢に普通に入ると感じています。

大企業や大手企業に転職をするのか?ベンチャー企業に転職をするのか?それとも中小企業なのか?

その中で、中小企業は社長の色が濃いと感じています。勿論、良い会社もあれば、ブラック的な危険な会社もあります。

それは、経営者の考え方が会社経営に反映されるからです。

今の時代の変化を捉えて動いている会社もあれば20年、30年前から変わらない習慣で来ていることもあります。

ポイントは後継者問題を捉える事。自分の会社がどうなっていくのかを考えておく事です。

誰が今後、社長になるのか?その辺りを踏まえてキャリアを考えていく事も必要です。

後継者がいないと会社経営や色んな選択が迫られます。

最近で多いのはM&A。会社を売るという事ですね。そうなると買収した側の経営に舵取りがシフトチェンジします。

その環境で我慢できなくなって・・・会社を辞めたい。という可能性もあるかもしれません。

また、後継者候補を見つけてその候補者を育てるという会社もあります。もしくは、生え抜きの社員を次期経営者に抜擢という事もあります。

その中で、後継者争いや派閥が絡んだ争いなども中小企業内でまき起こる事もあります。先はどうなるか分かりませんが、何かあった時に動ける自分を作っておくことも必要です。

仕事をする中で経営者の年齢が高齢の場合や体調面に不安がある時などは気を付けて将来を考えておくことも重要だと思いますよ。

自分の人生は自分で守る。自分で創る事。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。また、ブログでお会いしましょう。

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