アサーションの意味を知って日々の仕事に活かす事
仕事を通じて成長する事の大切さ
最近キーワードとして出てくる心理的安全性やアサーションの意味が分からない方もいらっしゃるかと思います。日々の仕事をする中で、流行ワードから知識としてプラスに取り入れていく事も大切です。
私は、転職を3回経験、人材業界では14年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業し活動しております。※自己紹介ページ参照
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特に今回のブログでは「心理的安全性とは何なのか?」「アサーションの意味とは?」「人間関係が問題で退職に繋がるケース」について語らせて頂きます。
こちらのブログをお読み頂く事で少しでも仕事やキャリアを考えるキッカケになり、新しい1歩に繋がる事が出来れば幸いです。
心理的安全性とは何なのか?
心理的安全性とは?これは組織の中の話で「自分の考え方や気持ちをメンバーの誰に対しても安心して発言できる状態」の事を言います。
組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義されています。
言葉だけを聞くと理想の組織だと感じると思いますが、リーダーによっては全く上記とは違った組織になってしまう可能性もあると私は感じております。
自分の考えが言えない。
自分の考えを言ったとしても聞く耳を持たれない。
話をしても全否定される。
安心という心理状態ではなく不安、恐怖・・・そういった事もあるのかもしれません。
イキイキと働けるイメージが持てない環境は苦しくなります。だからこそ、大事な事ですよね。
Googleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」との研究結果を発表したことから注目されており、理想的なイメージとして心理的安全性というキーワードを見る機会が増えたと思います。
アサーションの意味とは?
より良い人間関係を構築する為に、相手を尊重しつつ自分の意見を伝えるコミュニケーションスキルの一つで「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです。
組織やチームでは人間関係が大事と言われます。
その中を細分化すると双方のコミュニケーションが円滑に取れているのか?
一方通行なのか?
遮断されて発言すら出来ないのか?色々な状態があると思います。
自分の考えを発言しましょう。言いたい事を言いましょう。そういった組織を目指す事はよくあると思いますが・・・
本当に言いたい事を言えるのかどうか?疑問が残る方もいらっしゃるかもしれません。そんな時に、組織を考える中、アサーションの意味を理解して活用する事は重要になると考えます。
人間関係が問題で退職に繋がるケース/キャリアコンサルタント坂本よりアドバイス
人間関係が転職したい理由の1つにあげられることが多くあります。
そんな時に原因になっている事として上述させて頂いた「心理的安全性」がポイントになると感じております。
自分の考え方や気持ちをメンバーの誰に対しても安心して発言できる状態
この状態の組織であればストレスも軽減出来たり悩みも気軽に相談して事前に問題を解決させることが出来ると考えます。
仕事において辞めたいと思わない状態は、仕事を通じて成長を実感出来たり、誰かから感謝をされる仕事が出来ている事などが重要だと私は考えます。
もし、リーダーであればメンバーの想いや気持ちを聞く事は勿論、発信できる事。
そして、周りも含めて想いを尊重できるようなチームにしていく事で残念な退職を減らすことが出来ます。
また、個人として自分のキャリアを考えた時、アサーションスキルを活かす事が重要ですね。
相手を尊重しつつ自分の意見を伝えるコミュニケーションスキルを活かす事で人間関係が良好となり仕事のパフォーマンスも上昇する事にも繋がります。
仕事でどのような経験を積むのか?
良い経験を積む事において裏側では人のサポートが大事になります。
人間関係をしっかりと構築できる事が良い仕事が出来るポイントだと私は考えます。より良いキャリアを構築する為には色んなスキルが必要です。
人は人との出会いで人生が変わる事もあります。そして、人との出会いで磨かれる事も多いです。
是非、アサーションスキルも活かして仕事で素晴らしい経験を積んでいただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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