出戻り転職。出戻りは情けない事ではなく歓迎される事。メリットとデメリットも解説

キャリア
前の会社を辞めた事を後悔している
やっぱりもう1度、前職で働きたい
出戻り転職ってどうすれば良いのか?

転職相談を受ける中で、出戻り転職について聞かれる事もあります。今の時代、新しい転職の手段の1つだと感じております。

私は、転職を3回経験、人材業界では15年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業し活動しております。※自己紹介ページ参照

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こちらの記事は「出戻り転職のメリット」「出戻り転職のデメリット」「出戻りが会社の制度として作っている会社」について詳しく解説をしております。

最後までお読みいただければ、良いも悪いも、転職の手段の1つとしてご理解いただけるかと考えております。

出戻り転職のメリット

・会社の内情がある程度分かっている安心感
・知っている人も多く働きやすくなる
・話が違ったという大きな落とし穴にははまりにくい
・前の待遇で戻る事が出来る可能性もある
・年齢が高くなり転職活動が苦しい方には良い方法
・以前の頑張りを評価して頂ける事もある

出戻り転職は安易な転職をして失敗した方。他社に転職したからこそ前職の良さが分かり戻りたくなる方など色々な感情が絡んでくると思います。

一番は、自分が働いたことがある会社。それも何年も苦楽を共にした会社だからこそ安心感がある。という部分だと感じております。

特に転職においては転職をしてみないと分からない要素があります。そこには予測不能な出来事が起こる可能性も・・・

防げないからこそ、安全な道を進むという考え方もアリだと思います。良い点はしっかりとご理解を頂き、選択肢という1つの方法で使えるかどうかをお考えいただくと良いかもしれません。

人によっては最後の手段として持っておくという方もおられますね。

出戻り転職のデメリット

・実は全員戻れるわけではない
・最終的には社長や役員が厳しく見る事が多い
・戻るという決意と覚悟を強く持たないと行動できない
・戻る事に全員が賛成という事は無い
・一度は出ているので再度、信頼を勝ち取らないといけない

ここのポイントは、出戻り転職は全員できないという事です。良くあるのは、戻れると思って話があったが・・・結局は戻れないという結論に至ったという事です。

前職も誰でも戻すという事はせずに人を選んでいます。その時の状況によって年齢層やポジションも変わるでしょう。

出戻り転職が絶対に大丈夫という想いが実現しない可能性は踏まえておいていいかと思います。考え方として手段の1つというイメージを持てば大丈夫です。

参考動画:転職で失敗したくない。出戻り転職で失敗する人と成功する人は?

キャリアコンサルタント坂本よりアドバイス

出戻り転職のお話をお聞きする事は本当に増えていると思います。私のYouTube動画でも出戻り転職の動画は再生回数も良い流れです。

それだけ注目が集まっていますが、分からない要素も多いと思います。ここで知っておいていただきたい事は2つです。

・出戻りが会社の制度として作っている会社もある

実は、私が過去に在籍をしていた企業にも存在する制度です。株式会社エスプールで言えば「ブーメラン制度(従業員出戻り制度)」があります。

他には以下のような企業が制度を持っております。出してみると大手のイメージが強いですね。

・アクセンチュア「アクセンチュア・アルムナイ・ネットワーク
・クラレ「カムバック採用制度
・ニトリ「ジョブ・リターン(再雇用)制度
・楽天「Rリターン採用(再雇用)
・明治「リ・メイジ制度
・大日本印刷「ジョブ・リターン採用

他にも多数の企業が制度を持っておりますが、企業としてもイチから採用する事も大事ですが過去の社員に間口を広げる事で良い人材を獲得できる可能性が広がると感じております。

特に時代の流れで昔は転勤が多く退職しなければいけなかった方でも・・・会社の状況が変わり転勤が無い環境になれば戻りたいという方はいたと思いますから。昨今、エリア限定正社員などの打ち出し方も目立った来ましたよね。

・出戻り制度がない会社はどうなのか?

大々的に制度がない会社も経営者の判断で出戻り転職が可能な場合も存在します。それは外には出ていない情報なので、多くは退職してからも繋がりを持っている方々にチャンスがまわっているイメージです。

例えば、たまたま転職を考えているという話しをした時に・・・前職の募集情報があるという話しになってその話で戻る事になったという例もあります。

会社としても知らない方より知っている方を採用する方が即戦力としての活躍も期待できる為、お互いに良い方法だと思います。つまり、在籍企業が制度が無い場合は円満退社をする事&関係性を継続しておく事が重要です。

以上が、出戻り転職についての内容でございます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。

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