産休や育休の条件や手当を理解して転職やキャリアを形成していく事が大切

悩みや不安
将来を考えて産休や育休が気になっている
企業によってちゃんと休めるかどうかが不安・・・
仕事と家庭のバランスを取って働きたい

今の時代、仕事も子育ても上手く両立をさせて働きたい。会社の環境を重視して転職を考えたい・・・そういった想いをお持ちの方も多いと思います。

そういった時、基本的な情報を事前にキャッチをしておかれる事が大切です。後で学ぶことも大事ですが先に抑えるべきポイントを簡単にまとめさせて頂きました。

私は、転職を3回経験、人材業界では15年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業し活動しております。※自己紹介ページ参照
◆YouTubeチャンネルを運営:悔いの無い転職&キャリアチャンネル
特に今回のブログでは「産休や育休の条件や手当についての基礎知識」「転職時に気を付けておきたい育休について」「会社によって子育ての理解は大きく違う現実」等について語らせて頂きます。
是非、今後のキャリアの為に1つの参考にご覧頂ければ幸いです。
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産休や育休の条件や手当についての基礎知識

産休・・・出産や育児のために仕事を休める制度の事になります。出産前の準備期間に休む「産前休業」と、出産後に体を労わり回復させる為に休む「産後休業」を合わせて産休と呼んでいます。

労働基準法では、産前休業は出産予定日の6週間前から、産後休業は出産の翌日から8週間まで取れると決まっています。

育休・・・育児休業とは、「養育する1歳に満たない子について、事業主に申し出ることにより取得できる休業」のことを指します。取得のためには「1年以上の就労期間」などの条件があるので、事前に確認する事が重要です。

転職時に気を付けておきたい育休にについて

2022年(令和4年)4月から、雇用期間の定めのある方の育休取得の要件が緩和されることになり、入社してからの期間が1年に満たない場合でも原則として育休を取得できるようになります。

育休については気を付けないといけない点があります。それは、「継続雇用されて1年未満の労働者や、育児休業を取得するのに合理的な理由がない労働者は育児休業を取得できない」といった労使協定が結ばれている場合となります。

この場合、転職をした直後で継続雇用の期間が1年に満たない従業員は、育児休業を取得することができません。このような環境なのかどうかは転職活動時に企業側に確認をする事も大事な事になります。

会社によって子育ての理解は大きく違う現実

会社にとっては出来れば長く働いて欲しいという想いがある一方で、転職してスグに子育てに入ったり出産を控える事がプラスではなく、マイナスだと考えておられる事もあります。

子育てへの理解は企業によってバラバラです。転職エージェントの仕事をしていると企業側の様々な考え方を目にする事があります。

残念ではありますが、入社してスグに妊娠をして出産となる場合を防ぎたいという想いで男性だけを採用したいと考える企業もあります。

また、女性採用をするとしてもご結婚をしていない方、ご出産のご予定等が数年は無いというイメージが持てる方を選ぶという事もあると思います。

一方でお子様が大きくなって働きたいという方を歓迎して受け入れるという企業側も存在しておりその点は良い部分かなと感じております。

実際に企業規模によってギリギリの社員で動いている場合は1人が抜ける事が大きな事になる為、採用には慎重になるという事はあると考えます。

キャリアコンサルタント坂本からのアドバイス

女性のキャリアを真剣に考えている企業はどのくらいあるのか?表面上では分からないと感じております。色々なメディアや表面上の情報では「女性活躍を応援している」「働くママさんを全力でバックアップしている」「当社は女性が長く働きやすい環境」といったキャッチコピーに踊らさせていても内容は違っている・・・そう言ったケースもあると考えます。

企業側は本当に親身になってキャリアに寄り添った対応をしているのか?その確認ができる時はご結婚、妊娠、ご出産などのライフステージが変わる時に企業側がどのような対応をしてくるのか?その時になって会社の姿が見えると考えます。

私自身、独身時代や結婚をしていても子供がいない時は子育ての大変さや素晴らしさ等、本当には理解できていなかったと思います。逆に今は子供がいる事で子育てと企業との関りが本当に大事だと思います。

長い目で見ると素晴らしい良い対応をしてもらった企業には必ず感謝の気持ちが生まれると思います。その局面で逆に不誠実な対応をする企業には不信感が生まれます。

女性の活躍は長期的にしっかりと見守る事が大事だと考えます。会社に対して恩を返す。長期的に活躍をする事で結果を出して「採用をして良かった。」そう感じる価値を提供できると思います。

そういった事を理解されている企業は要所要所で素晴らしい対応をされます。私が過去にご支援をさせて頂いた経験においても素晴らしい企業様は存在しておりました。良い会社には良い考え方がある。そう確信しています。

また、現状の状況を踏まえて情報を収集しようとネット情報を見たりTwitter情報を見たりしている時に素晴らしい内容を見ました。

このような内容です。企業の採用面接時に妊娠が発覚。でも、その企業は採用する姿勢を変えずに選考を継続して続けられた。ご本人さんから転職後にスグに休みに入らないといけない可能性を伝えた際に育休の制度も含めて全て対応しても良いという事で入社まで快く対応をされた企業様もありました。

本当に内容を見ている時から素敵な事だなと感じましたしネットで情報を調べた中で同じような事例が本当に少なく現実と実態は乖離があるのではないかという心配も感じております。

企業とのご縁を考える時、企業側の考える仕事と子育てについても質問をして見解を感じる事で大きなミスマッチも防げると思いますよ。

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