「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用との違い」を踏まえてデメリットについて考察

キャリア
ジョブ型雇用って何?
良く分からないけどどんな影響があるのかな。
今の会社でどのような影響があるの・・・

ジョブ型雇用が導入されるというニュースや記事を見て不安になる方も多いと思います。

よく日本ではメンバーシップ型雇用が一般的でジョブ型雇用は浸透しないのではという声も
聞きますが現状どうなりそうなのか?

私は、転職を3回経験して人材業界では14年以上のキャリアがある中で、キャリアコンサルタント、転職エージェントとして起業して活動しております。※自己紹介ページ参照

◆YouTubeチャンネルを運営:悔いの無い転職&キャリアチャンネル

こちらの記事は「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用との違い」「ジョブ型雇用のデメリットとは?」「自分自身の安定や安心を手にする事が大切」「アドバイス」について詳しく解説をしております。

知らないからこそ不安があると考えます。是非、こちらの記事をご覧頂き、不安を軽減させてご自身のキャリアを磨いただければ幸いです。

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ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用との違い

メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用は比較される事が多く日本型と言われるものがメンバーシップ型雇用となります。対比をすると分かりやすいと考えます。

    ジョブ型雇用   メンバーシップ型雇用
仕事の幅 「仕事に対して人が割り当てられる」雇用になる。欧米では主流の雇用形態であり、職務や勤務地、ポジション、勤務時間があらかじめジョブ・ディスクリプション(職務記述書)により定められている。専門性を必要とするスタンス。 先に人を採用してから仕事を割り振る」雇用になる。仕事内容や勤務地、勤務時間などを限定せず、会社にマッチする人を採用する。仕事内容や勤務地、勤務時間に関する明確な規定がないため、状況によっては会社が社員に対して、部署の異動や転勤、残業を命じることができます。 
求められるスキル    専門性  総合的なスキル
転勤の有無    なし  あり
報酬制度 「職務給」を採用
職務給とは、担当する職務の内容や専門性の高さにより、報酬が決まる賃金制度
職能給」を採用
職能給において給与額は、仕事の出来高よりも勤続年数の長さに影響される傾向
教育制度 自己研鑽 会社による集合研修
採用手法 中途採用型(新卒においてもジョブ型雇用は存在する。例)プログラミングやデータサイエンティスト等) 新卒一括採用型(総合職で一括採用)
労働契約 社員を解雇する事もある 社員の解雇が容易ではない

 

ジョブ型雇用のデメリットとは?

人によって賛否両論がある日本型の雇用システムである年功序列で何となく長くいれば給料が上がるという形が変わる可能性はあります。

これは導入が進めばの話です。

仮に進めば、実力主義という側面もありますが仕事の成果や専門性に応じて年齢関係なくお給料を決定する事になる為、仕事が出来る方にはメリットに感じる要素になります。

一方で、必ず組織には存在する頑張らないけど会社で仕事をして過ごしている方々。今のままが楽だと感じておられるかもしれないですね。

そういった方々にとっては厳しい環境になるかもしれません。実際に何となく無難に過ごす事が厳しい事だと感じております。

仕事の専門性、自分ならではの強みを明確にして結果にこだわれる方は安心ですが、会社におんぶにだっこで何となく安定をしている企業にいれば大丈夫・・・という考えは厳しくなると思います。

関連動画:【転職やキャリアの不安】ジョブ型雇用や環境変化で給与にも影響

自分自身の安定や安心を手にする事が大切

今の会社に何歳まで居場所があるのだろうか?

会社の組織風土が1つのことをキッカケで大きく変わる事があります。

例えば、コロナの影響で数年前まで好調だった業界が急に苦しくなった。このことは誰も予測できなかったと感じております。

今から先を想像する事。先は分からない。

でも、自分自身のスキルや経験を磨く事は必要だと感じませんか?

そうする事で・・・・・今の自分がどうしたら良いのか?見える事にも繋がりますね。

安定や安心は会社が用意するものではなくて、自分自身が準備するものだと感じております。

キャリアコンサルタント坂本よりアドバイス

ジョブ型雇用、メンバーシップ型雇用は気になると思います。

企業に入れば定年まで誰でも安心して働ける時代ではなくなりました。年功序列で上がっていく仕組みも大きく変わってきております。

実力主義で成績も結果で決める企業もあります。

少しドライに感じるかもしれませんが、生き残る為に必死の状態だと言えます。

企業に体力が無くなれば社員の雇用が厳しくなり、人員削減を含めた動きが強くなると考えます。そうなった時に企業において必要とされる人材であれば安心です。

社内でも必要とされ社外に出ても結果が出せる自分になる事。

将来を想像して自分磨きに取り組んでまいりましょう。

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